新緑の集いだよ。

21世紀の現在、地球の神秘とも言うべき自然環境・生物多様性が我々人間の手によって破壊されえ続けているのが現状です。 我々人間はこれからどの様に自然と上手く共存いけばいいのか、それを考えるブログです。

2014年04月

こんにちは。

皆さんお久しぶりです‼

学校が始まったからというものの、

忙しくなったせいで更新が出来なくなってしまいました。

申し訳ございません。


僕は今大学3年生なんです。

通常は今年の後期から就職活動が本格的に始動するのですが、

僕は大学院の方に進学したいと思っています。

理系ですし、せっかくこの分野を学んできたならその知識を生かせる仕事に就きたいと。

その仕事に就くには今の自分の知識ではあまりに浅はか過ぎるので、

大学院行き、もっと色んな事を学び、経験すべきと考えたからです。

また、

大学院進学は内部進学の方が確実で無難な方法だとは思いますが、

僕は外部の大学院へ進学したいと思っています。

理由はあえて慣れ親しんだ場所じゃない場所で学ぶことで自分を試したいというか強くなりたいし、

今通っている大学にはない部分に触れることで自分の視野を広げていきたいと思ったからです。


自分が学びたいのは自然環境という分野なんですが、

歴史は浅くてまだまだ発展途上の「新領域」の部類に入る学問なので、

専攻できる大学院はかなり限られるのですが、

その大学院の存在を見つけた時、

本気で行きたい‼と思いました。


自分の気持ちには嘘をつきたくないのでその気持ちを突き通したいと思います。


正直言いますと、

そこの大学院は超名門です。

名前は明かせませんが名前だけでも気が引けてしまうほどでした。

なので正直そこに進学できるかどうか自分でも分かりません。

不安という気持ちが大きいです。

しかし、

そこへ進学できる可能性が1%だけでもあるならば、

一生懸命勉強して合格を掴みたいと思います。


今年から勉強を始めたいので、

このブログの更新は一応この投稿で一区切り付けたいと思います。

誠に身勝手な事情で申し訳ございません。


しかしこのブログは残しておくつもりでいます。

このブログは今の自然環境の現状を知るための読者の皆さんにとっても自分にとっても貴重なツールだと思ってますので。


気が向いたら...というかちょっと余裕ができた時に更新するかもしれませんが、

この投稿をもってこのブログの更新は停止致します。

更新再開はまだ分かりませんが...、

おそらく大学院進学が決まったらだと思います。

その時が来るまでしばしのお別れです。

短い間でしたが僕の様な若輩者のブログに目を通してくれた皆様、

本当にありがとうございました。

またひとまわり成長した自分でこのブログに戻ってこられる様に努力したいと思います。


それでは失礼いたします。

こんばんは。

約4日ぶりの更新です。

今日はちょっといつものお堅いお話ではなく、

僕の近況について話したいと思います。


そんなの聞きたくねえよ...(=_=)


っと思ってるそこのあなた‼

まあその感情はぐっと抑えてお読みくださいまし...。


前々から言っておりますが僕は大学生です。

正確には大学3年生です。

大学生活も終盤に入り、

そろそろ就活の事や卒業研究の事も考え始めなきゃいけません。

しかし...、

まだまだがっつり授業をやらなければならないのです(泣)

しかも土曜日まで...。


1,2年生でもう結構単位はがっつり取得してるんですがね、

今のうちにできる限り取っておこうと思いましてね。

また、

僕は博物館学芸員の資格取得の為の課程もやっているので、

さらに取る授業の数が増加。

去年実験やら実習やらの影響で学芸員課程の授業を取れず、

結局今年1年で2年分の単位を取得する羽目に...(´ω`)


今日も勿論ありました。

全部学芸員の授業です。



突然話題を変えますが、

皆さんは学芸員という職業がどんなものか知ってますか?

学芸員というのは...、

博物館において展示・保管する資料や標本の展示方法や企画を決めたり、お客様に説明したりなど、

博物館の業務すべてをメインに行う職業の事です


しかも自分の専門分野の研究も並行して行わなければなりません。

まあとにかく多忙の一言がピッタリの職業ということです。

国家資格なので、

取るのはまあ難しいです。

大学4年間で必要な授業の単位を取得するか、

試験を受けて合格するかどっちかです。

ただ後者の方は大学の先生曰く...、


恐ろしく難しいということです...(泣)



これから理系の大学へ進学しようと考えてる方にはおススメの資格ですね。



...はい‼

無理やりな結び方になってしまいましたが、

時々この様な感じなことを間に入れていきたいと思います。

グダグダでお見苦しいと思いますが、

どうぞ暖かい眼差しでご覧頂ければと思います。


ということでこれからもこのブログの事、よろしくお願い致します。

それではこれにて失礼いたします‼



今日は本当にネタが無いので勘弁を...(_ _)

こんにちは。

随分と温かくなってきましたね。

桜も満開と思ってたらもう散り始めてます。

桜の花は散り際が綺麗と言いますが本当にそうですね。

桜の花を見るたび、日本人に生まれてきて良かったとホントに思いますね。



さて、

このブログの背景にある島々...、

どこか分かりますか?

気になった方もいるかもしれないのでお教えしますね。

背景の島々は小笠原諸島という場所です。

東京特別区の南南東約1000㎞の太平洋上にある30余の島々で、

今まで一度も陸続きになったことがなく、そのため独自の生態系が形成されています。

この島々にしか生息していない生物も数多くいることから、

2011年(平成23年)にユネスコの世界自然遺産に登録されています。



ちなみに、

前回紹介したアホウドリ小笠原諸島に一部である聟島に生息しているのも有名です。(詳細は第3回にて)

今回は小笠原諸島に生息する固有種の動物を紹介したいと思います。

その動物の名はアカガシラカラスバトです。






小笠原諸島(父島、母島、弟島、、姪島、聟島)硫黄島北硫黄島にしか生息が確認されておらず、

カラスバトの一亜種とされています。

その名の通り、頭から首にかけて赤褐色で全身は金属光沢を帯びた黒色をしています。

小笠原の島民の皆さんは親しみを込めて「アカポッポ」と呼んでいます。


体長は40cmほどとハトの中では大型で、

薄暗い森の中で木の実や種子、ミミズなどを食べて暮らしています。

生態については不明な点が多く、

特に繁殖期以外の生態はほとんど分かっていません

ちなみに島民の方々の情報に寄ると時折街で見かけることもあるそうです。


個体数についてははっきりとはしていないものの、

非常に少ないことはハッキリしています(※①)。


貴重でかつ生息数が少ないことから種の保存法の国内希少野生動植物種及び文化財保護法の天然記念物に指定されています。

またレッドデータブックでは絶滅危惧種ⅠA類(最も絶滅する確率が高い)に指定されています。

狭い島の森林を生息地としている為、もともと個体数は少なめだったそうですが、

森林開発や捕獲によって個体数はさらに減ったとされています。



東京都では2000年から人工飼育による保護増殖事業が行われている他、

個体数及び生息域の維持の為、1995年(平成7年)からサンクチュアリ(保護地)を父島内に設定しています。



サンクチュアリの入り口門(ノネコ、ノヤギ侵入防止の為)(※②)



前述で街で見かけるといった様に、アカガシラカラスバトは非常に大人しく、

人と出会っても全く恐れずに逃げないそうです

これはもともと小笠原諸島にアカガシラカラスバトの天敵となる生物がいなかった為と考えられています。

とはいえ、

個体数が少ない上薄暗い森林の中に生息している為、

見つけるのは至難の技です



しかし、

僕自身はアカガシラガラスバトを見つけたことがあります。




今年の2月末から3月初めにかけて5泊6日で小笠原諸島の父島に大学の野外実習で行った時のことです。

僕を含めた4人で初寝浦展望台という所から街に向けて下山しながら生物を探していました。

車道沿いに下山していると車道下の林から落ち葉を踏みしめる様な音がしたのに気付いたので、

4人で車道沿いから見下ろす形で薄暗い森林の中をずっと覗いてみました。

するとその足音が近づいてきてさらに目を凝らしたら...、


あ、アカガシラカラスバトだぁ‼‼‼‼Σ(=゚ω゚=;)(※③)


薄暗かったものの、体つきと共に頭から首にかけての赤褐色もはっきりと確認することができました

先生からは見つけるのは非常に難しいと言われていたので、

見つけたときは正直飛び上がるぐらい嬉しかったですね。

しかも野生のつがいを見つけられたのでその後就寝まで興奮しっぱなしでした。



正直見つけたときは嬉しさしかありませんでしたが、冷静になると嬉しさと共に、

日本の貴重な自然を守らなければという気持ちが非常に強くなりました




小笠原諸島についてはまた別の機会にお話ししますが、

1度は絶対に行った方が良い場所です

僕は行って人生観が変わるほどの貴重な経験ができました。

このブログを立ち上げたのも小笠原諸島に行ったことがきっかけです。

行くには少々時間はかかりますが(客船の小笠原丸で25時間)...、

素晴らしい場所なので是非どうでしょうか‼






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①インターネット調べると一部のサイトでは30~40羽と書かれていたが、現地の人に聞いた時は約500羽と言っていたので個体数ははっきりとは申し上げられません。

②サンクチュアリ外でもアカガシラガラスバトは見つけられます。実際僕はサンクチュアリ外で見つけました。

③心の声ですww


注意
アカガシラカラスバトを見つけても写真を撮ることはダメです。フラッシュでアカガシラカラスバトが驚いてしまうからだそうです。




参考文献

http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/105.html

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/animals_plants/rare_creature/columba_janthina_nitens/index.html

http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/kanto/ogasawara/sinrinseitaikei/sankutyuari-/index.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%88

http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/tokyo/ogasawara/photogallery_dobutu.html





こんにちは。

3日ぶりの更新です。

前回まで人々の暮らしの変化による生態系の急激な変化とその危機についてお話しました。

今回はその変化によって新たに発生している問題の1つについてお話したいと思います。



皆さんはこの動物を知っていますか?


C.n.centralis.jpg


まあ...、皆さん知ってますよね?

決して馬鹿にしてるつもりはございませんのでそこはご了承ください...



はい...、シカという動物です。

正式には二ホンジカという種類で、その名の通り日本に生息している種類です。


まずは二ホンシカの生態についてお話します。

二ホンジカの食性は植物で、木の葉ササ果実、さらには樹皮まで、何でも食べます。

繁殖力は非常に高く、生態的には2歳から子供を産めることができ(野生では4~6歳)、

寿命は20年ほどです。



この二ホンジカのどこが問題かというと、

急速な増加により生態系が一変しかけているのです

前述にも書いた様に二ホンジカは基本的に植物ならば何でも食べてしまいます。

そのうえ食欲も半端じゃありません。




この写真は、奈良県と三重県の県境付近にある大台ケ原という場所の写真です。

大台ケ原は年間降雨量4000㎜という世界有数の多雨地帯として知られ、

南の島「屋久島」と並び日本を代表する原生林を誇ります。

そのため世界遺産として登録もされています。


IMG_2313

次はこちらの写真。

実は先ほどの写真とこちらの写真、

場所は同じ大台ケ原という場所なんです


この写真に写っているのは大台ケ原の正木峠という場所です。

棒の様に立っているのは立ち枯れしてしまったトウヒという木です。

かつて正木峠も先ほどの写真の様な原生林を誇る緑豊かな場所でした

しかし...、

シカたちによって林床の草本は次々に食べられ木の根が剥きだしになったり

樹皮を食べてしまったことで木々は次々に立ち枯れを起こし、

上記の写真の様な荒れ果てた姿になってしまったのです。

シカたちは土壌の養分になる落ち葉まで食べてしまうため土壌内の養分は欠乏し、

例え木の新芽が生えてきたとしても、シカが摘んで食べてしまいます。

なのでシカがいなくならない限り大台ケ原の原生林は戻ってくることはありません...



シカが急激に増加してしまった原因は地球温暖化による冬場の死亡率の低下狩猟者の減少と言われています。

昔は子ジカやお年寄りのシカなどの体力がないシカたちは冬場に死ぬことは珍しくなく、

そのことで生息数を一定に保つことができていました。

しかし近年の地球温暖化の影響により、1年の平均気温が上昇し始め、

それと同時に冬場に死亡することはほとんど無くなりました

また、

社会経済の変化によって山での仕事は激減した為に十分に収入を得られない狩猟者の人口は年々減少し、

今では狩猟者の人口が少ない為、獲っても獲ってもキリがないのが現状です


これらの条件とシカの生態である繁殖力の高さが重なったことで増加傾向に拍車がかかってしまっているのです。


また、これらの問題だけではありません。


1980年代までは農林業被害など、人間の活動範囲内での被害が多かったので何とか対応が可能でした

しかし、

過去の拡大造林計画によって餌量の多い環境を大量に作り出してしまったため、

シカを人里から奥山へ誘導する形になってしまい、

2000年代からはシカが原生林などの原生的自然の脅威になってしまったのです。

人間が環境の利用方法を変えてしまったのです



シカの増加を食い止めるため、色々案が出されている様ですが、

シカを年々増え続ける為正確な現存数を調べるのは困難です。

その為捕獲して減らすとしてもどのくらい減らせば良いのか明確な数が分からないのです。




このままシカが増え続けることになれば先ほど紹介した大台ケ原の悲劇が全国各地で起こることになるのです

人々の暮らしが変化したことにより、一番変化してしまったのは人と森、人とシカの関係です。

かつてシカは人々にとって貴重な資源でした。



この問題を解決するのに一番重要なことは、

その原点に立ち返ること、シカへのイメージを変えることではないでしょうか

シカを害獣としてではなく、かつての様に資源として見るのです。

そう考えると今日本では有用資源が有り余っているということになるのです

実際北海道では実際にシカを有用資源として扱っています。

そうすれば光は見えてくるかもしれません。




僕はシカ肉を食べたことがありますが、

結構美味しいんですこれが

一回食べてみてはどうですか。


と、

食べ物の宣伝みたいになっちゃいましたが...、

今回はこれにて失礼いたします‼





おはようございます。

今日は朝の更新です。

大学が始まって色々バタバタしているもので...。




さて、

前回、日本人の暮らしの変化について投稿させて頂きました。

暮らしの近代化によって人々の生活は豊かになりましたが、

それと同時に近代化が自然にまで進んでしまい、

人と自然との共生、里山生態系が崩壊してしまいました。

という投稿内容でしたね(結構大雑把ですがww)。


今回は前回お話できなかったことを前回の内容を踏まえた上で追加させて頂きます。




奥山里山のことです。

前回書いた様に里山はかつてムラビトたちの生活空間、奥山は神の世界だったと書きました。

その事で里山は人々からの適度なダメージによって生物多様性の豊かさを保つことができ、

奥山は貴重な原生的自然を保つことができました。


しかし、

生活の近代化が進むにつれ、そのバランスは崩壊し、

奥山と里山、それぞれ違った問題が生じてしまったのです



まず、奥山ではオーバーユース(過剰利用)という問題が生じました。

オーバーユースとは自然の生産力や回復量を上回る量を収奪することによる問題です。

前回も書いた様に戦後、奥山に原生林は乱伐されてしまいました。

それと同時にスギなどが一斉造林され、スギ花粉による花粉症が問題となっています。

九州では植栽放棄が5000ha超にも及び、大問題となっています。


次に里山ではアンダーユース(利用不足)という問題が生じています。

アンダーユースとは言ってしまえばオーバーユースとは真逆、

これまで資源として使ってきたものを放棄して顧みないことによる問題のことです。

前から書いてる様に里山は人が手を加えることによってできる自然環境のことなので、

放棄してしまえば里山生態系は自ずと崩壊していきます

かつて資源として使っていた人工林が放置されてしまったことにより極相林にまで成長していまい、

地面まで日光が届かなくなり、人工林のしたに植物が生えてこなくなります。

よって生物多様性は低下してしまいます

また放棄した田畑は草地と化し、里山は消えていってしまうのです。



今回紹介したオーバーユースとアンダーユース、

オーバーユースは開発途上国、アンダーユースは先進諸国でそれぞれ起こるのが普通なのですが、

日本ではそれが同時に起こってしまっているのです



非常に複雑な問題ですね...。

しかしこれらの問題を引き起こしてしまったのは私たち人間なのです。



かつて自然を敬い、神の世界として崇めていた人間が、

ここまで変わってしまうとは...。

正直自分自身に恐怖すら感じます

しかし近代化は時代の流れですから止めることは決してできませんし、

国の方針をひっくり返すのもほぼ不可能でしょう。

今私たちに求められる事は人と自然が共生できる新たな生活スタイルの確立です。

人々の生活スタイルの中にどの様にして自然を取り込むか...、

まずは自然の素晴らしさを伝えていかなければなりません。

それは研究者や学者が行うことと思いがちですがそうではない皆さんにもそれはできます。

その為に僕はこの場を設けています。

もう研究者や学者のみならず、そうではない人々も真剣に考えなければならないと抑えきれないところまで問題が悪化してきているのです

みんなできる限りのことをやっていきましょう。

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