こんにちは。

2日更新が途絶えてしまい申し訳ございませんでした。

色々個人的な諸事情がございまして...。

そ、それはさて置きまして...、

前回は日本の自然環境の重要性とその自然環境が危機に瀕している事を投稿させていただきました。

では具体的にはどの様な事な原因で危機に瀕しているのか、

これを数回に分けてお教えしたいと思います。

まず1つ目は...、

里地・里山の減少」です。



里地・里山とは、

原生的な自然と都市の中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域の事です。

つまりそこには農業などに伴う人間の様々な働きによって生み出された特有の生物の生育・生息環境が育まれており、

まさに人間と自然の共生という理想的なものなのです。

それが今日本から消えようとしているのです。


その原因は、都市化による開発は勿論の事、

そこに住む人々の高齢化、都市への人口集中に伴う里地里山人口の減少によるものです。

人がいなくなった里地里山は荒れ果て木が伸びきってしまい極相林という森林になってしまいます。

「木が増えればそれは良い事じゃないか?」

と思われる方も多いかもしれませんが、

声を大にして言うつもりで書きます。

決してそうではありません‼



極相林がある事で地面まで日光が行き届かなくなり、

極相林以外の植物が成長しにくくなります

その植物を食べる動物たちにとっては居場所が無くなったという事です。

そうなった動物たちは何をしますか?

人里に下りてきます

だって人里には食料がいっぱいありますから。

という感じに今問題になっている動物たちによる農業被害が起こるのです。



里地里山であった時は人々は木が伸びきる前に木材として切っていたので、

極相林になる事はなく里山林として存在し続け、

成長したら切るという、スパイラルが生まれていました。

その事によって木の数も保たれ、

地面近くに根を張る植物たちにもある程度の日光が供給され、

その事でそれらの植物を食べる動物たちも安定して餌にたどり着けたのです。


つまり、

里地・里山が減る事は生物多様性がなくなっていく
という事なのです。


木は大切です。自然環境を象徴するものです。

しかし、

今の日本人は木というものに目を奪われ過ぎてしまっている。

木を植えることはとても大事な事ですが、

それと同時に木を切ることもとても大事な事である事を認識しなければいけません

そして、

本気で日本の自然環境を守りたいと思っているのならば、

自然環境に人が立ち入ってはいけないという固定概念も捨てて頂きたい

ほっとけば大丈夫なんていう単純なものではないのです。

里地・里山の様に、人が手を加える事によってできる環境がある事も日本人は知らなければなりません

前にも話したとは思いますが、

最初から大きな事をしなくても良いのです。

ここで読んだ事を他の人々へ話したりする事だけでも自然環境を守る事に繋がるのです。

まずは自分のできる範囲の事から始めましょう